裂き織

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息子に成人のお祝いに織ったマフラーは、実は裂き織り。
母が洗い張りしていた泥大島(多分・・・笑)。こげ茶の地に金糸で織りが入っていて、
ちょっと幾何学的な柄がスカートにしたら良いかも・・・ともらってきたもの。
でも、古すぎてそのままでは、すぐに生地が裂けてしまい、お洋服にするにはちょっと不安。
そこで、かねてからやってみたかった裂き織りに挑戦!!
洗い張りがしてあるので、アイロンをかける必要もなく、1cmくらいの幅に
ひたすらはさみを入れて、紐にしていきます。本当は、裂いたほうが早いけれど、
布が弱すぎて、まっすぐに裂くのが困難で、ハサミで切ることに。
紐にしたら、手に八の字にかけて玉にします。



いつもお世話になっている綾の玄太工房の玄太さんに、赤と黒でおしゃれに
経糸を張ってください!と無茶ぶりをして、訪ねてみたら、こんなに素敵な経糸

裂いた布と絹糸を交互に織りあげていきます。



「もう一つ、こんなのも良いかなぁ~と張ってみたけど・・・」と
優しいピンク系の経糸。さすが、玄太さん、私の好きな感じをわかっていらっしゃる

迷いなく、翌日も工房を訪ねて、一気に2本のマフラーを織りあげました。


そして、息子へのプレゼント。
こんな感じで、織りあげて出来上がり




経糸が変わるだけで、雰囲気はまるで別物。
息子のマフラーとは、色違いのお揃いになるけれど、それは息子にはヒ・ミ・ツ

玄太さんがフリンジを編んで、アイロンをかけて仕上げてくださると
もう、別物かのように上等になってしまいます

本業の布草履はそっちのけで、機織りにはまっている私です(笑) (n)
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