新旧交代???

                                      6回目 014 
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棟上げで掲げる棟札、施工者が準備します。
もちろん、この「奉上棟」は、プロの方が書いています。

棟札1


棟札はよぉ~く乾燥させたものを用意して、
表に「奉上棟」、裏に「年月」、「施主」、「施工者」を墨で書きます。
建築を営む実家では、母が創業以来、ずっと表も裏も全部書き続けてきました。

母が高齢となって、書くことが難しくなってしまい、
今回は、たまたま帰省していた私がその大役を仰せつかりました
大安の日を選んで、お初の水で書いていた母に倣って、私も同じように!と
思ったのですが、お天気や横須賀へ帰る日を考えると、仏滅のこの日しか
書ける日がない施主さん、ごめんなさい

でも、お水だけはお初を使わせてもらい、心地よい緊張感のもと、
墨をすり、筆を整え、一文字一文字、心をこめて書かせてもらいました。

棟札2

昔は、必ず「棟梁」の名前も書いたのですが、最近は「棟梁」は
省かれているようです。

何とか書いて、事務所で仏滅に書いてしまった旨を伝えると、事務のHさんが
すぐに暦を見てくれて、事始めや家立てには吉の日とのこと!良かったぁ~

昔からの風習がだんだんと廃れていくこの頃。
やっぱり、日本人だもの、これは大事に伝えていきたいよね!と
いうことを、一人一つずつ伝えていけば、少しずつでも日本らしさを
後世に繋いでいくことができるのではないかなぁ~と、心改める1日でした。

もし、次回があれば、表の「奉上棟」も書かせてもらえるよう、
お習字の練習を頑張ります!!                      (n)



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Author:highlander0466

横須賀在住
宮崎出身の仲良し姉妹で
布ぞうり教室を開催しています。

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